ルノー、ディーゼル1.5万台をリコール…対象70万台との報道は否定

自動車 ビジネス 企業動向
ルノー キャプチャー
ルノー キャプチャー 全 3 枚 拡大写真

フランスの自動車大手、ルノーが、欧州で販売した一部ディーゼル車の排ガス性能に不具合があるとして、リコール(回収・無償修理)を実施していることが分かった。

これは1月19日、ルノーが明らかにしたもの。「dCi110」型ディーゼルエンジンを積む約1万5000台について、すでに欧州でリコールを実施している、と発表した。

今回のリコールは、エンジン制御ユニットのソフトウェアの不具合によるもの。排気ろ過システムが、一定の温度の状況下でしか作動しない不具合が、2015年9月に見つかった。ルノーによると、その後の生産車については、この不具合は改善済みという。

リコールの対象車は、欧州で販売された小型SUVの『キャプチャー』。2015年9月以前に生産され、顧客に引き渡された車両が該当する。

なおルノーは、一部メディアが「この不具合によるリコール対象車が70万台になる」と報道した件について、「70万台にソフトウェアの修正が必要との報道を、強く否定する」とコメントしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  2. 「ベントレー史上最大のデザイン革命」初のコンセプトEVは、全長5m超えの3名乗りクーペ
  3. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  4. バイクの外観を損ねない!超強力マグネットのスマホホルダー「フリークマウント2.0」に新色5色
  5. まさに水上のスポーツカー!ブラバスの「電動ジェットボード」登場、世界77台限定で340万円
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る