工学院大学ソーラーカープロジェクトは、2015年にオーストラリアで開催された世界最大級のソーラーカーレース「ブリヂストン・ワールド・ソーラー・チャレンジ(WSC)」参戦のドキュメンタリー動画を制作・公開した。
工学院大学は、2013年にソーラーカー「プラクティス」で世界大会(WSC2013)のチャレンジャークラスに初参戦するも、自力での完走が叶わず涙をのむ結果に終わった。2度目の挑戦となる2015年は、クラスを四輪で2人乗り以上という、より実用車に近いクルーザークラスに変更。惨敗からの2年間、確実に技術を磨き続けたメンバーたちは、「Made in工学院大学、Designed by工学院大学」をコンセプトに、新型車両「OWL(アウル)」を1年以上かけ創りあげ、準優勝を収めた。
ドキュメンタリー動画では、車両制作の舞台裏から、砂漠地帯を走り抜く過酷なレース模様、クラス最速でゴールするも優勝を逃す世界大会の波乱を紹介している。