電動二輪車の感電保護基準を新設、パワーダウン警告装置を義務化

自動車 社会 行政
ヤマハ発動機の電動バイク「イービーノ」(参考画像)
ヤマハ発動機の電動バイク「イービーノ」(参考画像) 全 2 枚 拡大写真

国土交通省自動車局では、電動二輪車の乗車人員の感電保護基準を新設するため、道路運送車両の保安基準を改正、1月20日に公布、施行した。

保安基準の改正では、「バッテリー式電気二輪自動車に係る協定規則」の技術的要件に適合することを義務付ける。具体的には、車両通常使用時に車両全領域で、高電圧部分との直接接触による感電保護要件に適合する感電保護要件を新設する。駆動用バッテリーの要件として、転倒時などに電池の電解液漏れ、車両からの脱落がないことも新設する。

機能安全要件として充電コード接続状態で発進、走行しないことや、運転者がモーター始動時から走行可能状態とする操作を2段階以上とすること、走行時に一定レベル以上の自動的なパワー減少、電池の充電量低下によるパワー減少が発生したことを表示する装置を備えることも新設する

新型車は2018年1月20日から、継続生産車などは2020年1月20日から適用される。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  3. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  4. トヨタ RAV4 新型、PHEVのEV航続は150km
  5. BMW、カーボン素材を天然繊維複合素材に置き換え、量産車に採用へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る