パイオニア第3四半期決算…為替差損大幅減で赤字は17億4900万円に縮小

自動車 ビジネス 企業動向
パイオニア・カロッツェリア「サイバーナビ」(参考画像)
パイオニア・カロッツェリア「サイバーナビ」(参考画像) 全 1 枚 拡大写真

パイオニアは2月9日、2015年4-12月期(第3四半期累計)の連結決算を発表した。

それによると、売上高3394億5600万円(前年同期比-8.8%)、営業利益38億4400万円(-23.6%)、経常利益は23億6900万円(前年同期は34億7600万円の赤字)、四半期純損益は17億4900万円の赤字(同47億3700万円の赤字)だった。

売上高は円安効果もあり、カーエレクトロニクスは増収となったが、前期に実施したホームAVおよびDJ機器の事業譲渡の影響等により、前年同期に比べ8.8%減収となった。

営業利益は、事業譲渡や体制のスリム化により販売費および一般管理費は減少したが、原価率が減価償却費の増加等により悪化したことや、減収により、23.6%の減益。最終損益は、為替差損が大幅に減少したことなどにより、赤字額は前年同期から29億8800万円縮小し、17億4900万円となった。

通期業績見通しは、為替動向や新興国の景気低迷に加え、光ディスクドライブ関連製品やCATV関連機器の売上減を見込み、売上高を下方修正。前回予想から100億円減の4550億円とした。各利益項目は前回予想から変更なし。最終利益は10億円の黒字を据え置いた。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ファン必見!『ミニGSX-R』は1000台注文あれば販売される!?「鈴鹿8耐」最注目の“スズキの隠し球”
  2. ダンロップのオールシーズンタイヤが安く買えるようになる?…独占禁止法の疑い
  3. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
  4. フォード『ブロンコ』が60周年、初代をオマージュした記念パッケージが登場
  5. ブラバスが「いかつすぎる」新型スーパーカーを発表! 1000馬力の超絶パワーに「頭抜けてる」と驚きの声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る