【シカゴモーターショー16】ホンダ NSX 新型に新色ホワイト…鈴鹿「130R」に由来

自動車 ニューモデル 新型車
アキュラ NSX
アキュラ NSX 全 3 枚 拡大写真

ホンダの海外向け高級車ブランド、アキュラは米国で2月11日に開幕するシカゴモーターショー16において、新型『NSX』の新ボディカラー車を米国初公開すると発表した。

新型NSXは、軽量ボディのミッドシップに、新開発の直噴3.5リットル(3493cc)V型6気筒ツインターボエンジンを搭載。このエンジンは最大出力500hp/6500-7500rpm、最大トルク56.1kgm/2000-6000rpmを発生する。

高効率・高出力の3モーターハイブリッドシステム、「スポーツハイブリッド SH-AWD」を採用。フロントにモーターを2個、リアに9速デュアルクラッチトランスミッションと一体設計する形で1個、合計3個のモーターをレイアウトした。モーターの最大出力が73hp。システム全体で573hpのパワーを引き出す。

さらに、新型NSXでは、前輪の左右を独立した2つのモーターを使い、四輪の駆動力を自在に制御するトルクベクタリングを可能にする電動式4WDハイブリッドとなるのが特徴。前後の重量配分は、42対58。アルミやカーボンファイバーなどの軽量素材の使用により、車両重量は1725kgに抑えられた。最高速は、およそ307km/h。

新型NSXは2月25日から、米国での受注を開始する予定。すでに米国ベース価格は15万6000ドル(約1785万円)と公表済み。シカゴモーターショー16では、鈴鹿サーキットの有名コーナーに由来した「130Rホワイト」のボディカラーに、赤内装を組み合わせた1台を米国初公開し、発売に向けたアピールを強化していく。

《森脇稔》

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