【キャンピングカーショー16】「ノア」ベースに“まち旅”楽しむキャンパー…東海特装車

自動車 ビジネス 国内マーケット
東海特装車 Cross City Capsule(キャンピングカーショー2016 )
東海特装車 Cross City Capsule(キャンピングカーショー2016 ) 全 30 枚 拡大写真
千葉県の幕張メッセで11日から14日まで開催中の「ジャパンキャンピングカーショー2016」で、東海特装車が、トヨタ『ノア』をベースとした「Cross City Capsule」を出展した。

東海特装車はトヨタ車体の関連会社として、会社名の通り保冷車やコンテナ車、福祉車両やキャンピングカーなどの特装車両を製作している会社だ。キャンピングカーも製作しており、新たなジャンルを切り開くために開発したのが、今回出展した「Cross City Capsule」となる。

「街と街を繋いで、気ままにまち旅を楽しむ」をコンセプトに開発。ペットも一緒に旅をできるようにと専用ゲージも開発し、車内で一緒に旅を楽しめるようになっている。ノアをベースにしたのは、取り回しの良さや女性でも簡単に運転できるようにとのことだ。乗車定員が4名、就寝定員は2名となり2段ベッドにすることで、就寝スペースの確保と2人の適度な距離を確保するのにも役立っている。

下段にはペットゲージの収納スペースと荷物の収納スペースとなっている。新規に開発したセカンド&サードスペースは完全収納が可能で、大きな荷物を積むことも考えられている。リアゲート下には格納式テーブルも用意し、目的地に着いたらテーブルを広げティータイムを楽しむことも可能だ。

東海特装車技術部長の矢野登氏によると、「今までのキャンピングカーとは違い、都会的なシティユーザーに使ってもらえるようなキャンピングカーを目指しました。都会的で清潔感あるスタイルをデザインしました。反響もとても多くいただいているので、今回は参考出品ですが市販化も目指していきたいと思います」と語った。

《雪岡直樹》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スバル『フォレスター』試乗して分かった日本車に対する本音とは…9月の試乗記ベスト5
  2. Z32ファン感涙、レトロ感あふれる『フェアレディZ』が話題…9月の新型車記事ベスト5
  3. ハイエースの牙城を崩すか、個性的デザインの「EVバン」が日本上陸…キア『PV5』発売は2026年春
  4. レクサスの最高峰セダン『LS』36年の歴史に幕、SNSでは「センチュリーが後継モデルに?」との期待も
  5. 【スバル フォレスター 新型試乗】日本車の目覚しい進歩に舌を巻く…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る