ZMP、自動運転車両の研究・開発向けに RoboCarミニバン公道走行パッケージ

自動車 テクノロジー 安全
ZMP RoboCarミニバン
ZMP RoboCarミニバン 全 1 枚 拡大写真

ZMPは、各種センサ・コンピュータを搭載した研究開発用の自動運転技術開発プラットフォーム「RoboCar ミニバン公道走行パッケージ」の受注を3月2日より開始した。

新製品は、市販ハイブリッドミニバンをベースとした自動運転技術開発プラットフォーム「RoboCar ミニバン」に、自動運転に必要な装備を付加した実験用車両。周囲をセンシングするレーザスキャナやステレオカメラ、車両の位置や挙動を計測するGPSや慣性センサ、取得したセンサデータを統合し自動運転を行う車載コンピュータIZACなどを搭載する。

RoboCarシリーズはテストコースでの利用を対象としていたが、新パッケージでは公道での自車位置推定に必要となる高精度マップの利用やナンバーの取得、また公道走行時のリスクアセスメントについてもサポート。またベース車両はトヨタ『エスティマハイブリッド』となるが、他車両への変更にも対応する。

新製品は、すでにロボットタクシー株式会社が2月29日より神奈川県藤沢市湘南ライフタウンにて、公道での自動運転体験サービス実証実験で利用を開始。このように、公道での自動運転車両を用いたサービスの研究開発や、自動運転車両におけるユーザインタフェースの研究開発、ADAS(先進運転支援システム)向けセンシングシステムなどの研究開発における実験車両として活用できる。

価格は応談。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの最高峰、新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…ブランド新戦略発表
  2. 日産『ムラーノ』、「プロパイロット」搭載でハンズフリー運転が可能に…米2026年モデル
  3. 新型センチュリークーペ、6輪のレクサス『LS』、次期カローラにミゼットも…トヨタが「ジャパンモビリティショー2025」出展車両を公開
  4. 日産ブースはマンガ文化に着想、主役は『エルグランド』新型…ジャパンモビリティショー2025
  5. ホンダ、新基準原付の110cc『スーパーカブ』『クロスカブ』3機種を発表…34万1000円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る