西日本鉄道、ニモカおよびタイムズ24は、3月5日より「nimocaレール&カーシェア」サービスを開始する。
同サービスは、交通系ICカード「nimoca」を利用した乗車客を対象に、カーシェアリングサービス「タイムズカープラス」の利用料金を206円優待するもの。今回は西鉄久留米駅と西鉄柳川駅を対象とし、水郷として知られる柳川市、とんこつラーメンや焼き鳥の激戦区として有名な久留米市を訪れる人に、より便利でお得な移動を提供する。
ニモカが発行する「nimoca」は、発行枚数274万枚と九州で最も普及している交通系ICカードで、生活に密着した決済手段として多くの人が利用している。また、タイムズカープラスは、WEB予約で24時間365日いつでも乗車できる利便性の高さと、利用した時間分のみの支払いという経済合理性の高さが支持され58万人を超える会員が利用している。
今回導入する「nimocaレール&カーシェア」サービスは鉄道とカーシェアリングの併用を促進するもの。3社は、交通渋滞の緩和、排出ガスの削減による環境負荷低減などに寄与し、地域貢献にもつながる取組みとして導入を決定した。
また、サービス導入に併せてタイムズ24が運営する九州エリアの時間貸駐車場「タイムズ」のうち、nimocaサービス加盟の駐車場約300か所において、駐車料金をスターnimoca・クレジットnimocaで精算すると200円(税抜)につき1 nimocaポイントがたまるサービスも開始。1度の駐車場利用で、「タイムズクラブ」のタイムズポイントとnimocaポイントをダブルでためることが可能になる。