【ジュネーブモーターショー16】マクラーレン 675 LT スパイダーに「MSO」…カーボン強調

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マクラーレン 675 LT スパイダー MSO
マクラーレン 675 LT スパイダー MSO 全 6 枚 拡大写真

英国の高級スポーツカーメーカー、マクラーレンオートモーティブは3月1日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー16において、マクラーレン『675 LTスパイダー MSO』を初公開した。

マクラーレン『675 LTスパイダー』は1年前のジュネーブモーターショー15で発表。クーペボディに続いて、オープンボディのスパイダーにも「675 LT」が設定された。

675 LTスパイダーは、マクラーレン『650 Sスパイダー』をベースに開発された本格サーキット走行にも対応する高性能モデル。3.8リットルV型8気筒ツインターボエンジンは強化されており、最大出力675ps/7100rpm、最大トルク71.4kgm/5500-6500rpmを発生する。

また、650 Sに対して、100kgの軽量化も達成。乾燥状態の車両重量は、1270kgに抑えられた。トランスミッションは7速「SSG」。パワフルなエンジンと軽量化されたボディにより、マクラーレン675 LTスパイダーは0‐100km/h加速2.9秒、最高速326km/hと、世界屈指のパフォーマンスを実現。世界限定500台は、すでに完売した。

ジュネーブモーターショー16で初公開された675 LTスパイダー MSOは、2011年に設立されたMSO(マクラーレン・スペシャル・オペレーションズ)が、カスタマイズ。個性的な1台を求める顧客の要望に応じて、カスタマイズが施された1台となる。

ボディカラーはセラミックグレーで塗装。リアのエアブレーキ、サイドスカート、サイドインテーク、リアバンパーなどは、カーボンファイバー製に変更。リトラクタブルハードトップはカーボンファイバー製で、1kgの軽量化を果たす。室内は、バケットシートにアルカンターラ素材を使い、イエローのステッチが添えられている。

《森脇稔》

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