逆走車が中央分離帯に衝突、運転者に認知症の可能性

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18日午前2時45分ごろ、静岡県浜松市東区内の東名高速道路上り線を軽乗用車が逆走し、中央分離帯に衝突する事故が起きた。運転していた88歳の男性にケガはなく、巻き込まれたクルマもなかった。男性は認知症の可能性が高いとみられる。

静岡県警・高速隊によると、現場は浜松市東区小池町付近で片側2車線のほぼ直線区間。軽乗用車は上り線を逆走中に路外へ逸脱。中央分離帯へ衝突したものとみられる。

逆走車は長野県松本市内に在住する88歳の男性が運転していたが、ケガはなかった。事故直前から逆走車に関する通報が警察に寄せられていたが、事故に巻き込まれた他の車両も無かった。

防犯カメラの映像から、クルマは浜松インターチェンジの料金所手前でUターンして逆走を開始したとみられ、逆走開始から約3kmの地点で事故を起こしていた。聴取に対して男性は「松本市内の病院へ行こうとしていた。逆走していたかどうかはわからない」などと供述しているようだ。警察ではこの男性が認知症の可能性が高いとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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