JVCケンウッド、河原会長兼CEOが退任へ

自動車 ビジネス
6月下旬で退任する、JVCケンウッドの河原春郎会長兼最高経営責任者(CEO)
6月下旬で退任する、JVCケンウッドの河原春郎会長兼最高経営責任者(CEO) 全 1 枚 拡大写真

JVCケンウッドは、河原春郎会長兼最高経営責任者(CEO)が6月下旬で退任すると発表した。取締役相談役に退く。

相神一裕取締役・執行役員米州CEO、江口祥一郎執行役員欧州CEO、田村誠一取締役兼執行役員最高戦略責任者の3人が代表取締役 兼 執行役員副社長 となる。会長とCOOポストは空席となる。

同社は、2008年10月発足直後からのリーマンショックや負の遺産などによって存亡の危機となったが2012年3月期には業績が回復、配当を開始した。その後、超円安、スマートフォン台頭などによる業績悪化に対処し、グローバルな構造改革や民生から業務用への事業転換を進めることで業績を回復し、前年度に復配した。

改革を実行する中で、全社開発タスクフォースを発足し、自動車の電子コックピットなど、次世代の事業開発に取り組み、海外事業会社のM&Aにも取り組むことで、成長戦略を進めてきた。

昨年5月には中長期経営計画「2020年ビジョン」を発表し、今後の新たな成長によるビジョン実現に取り組むため、次世代の経営体制に移行することにした。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 販売わずか3年の希少車種、「角目」のいすゞ『117クーペ』【懐かしのカーカタログ】
  2. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  3. 日産『リーフ』新型、米国EV最安値の約440万円から…今秋発売へ
  4. 30年ぶりの快挙!ランチア『イプシロン ラリー4 HF』、欧州選手権で初勝利
  5. ブラバスがロールスロイスSUVをカスタム! ワイドボディに700馬力の12気筒ターボ搭載
  6. 【ボルボ XC60 ウルトラB5 新型試乗】大胆緻密なマイチェンが証明する、ベストセラーであり続けている理由
  7. 【日産 ルークス 新型】「ルークスはパイクカー」開発デザイナーが立ち返った“軽ならではのデザイン”とは
  8. 第3世代e-POWERの日産『キャシュカイ』が無給油で英国縦断! その実力に日本導入への期待高まる
  9. 三菱『デリカミニ』がフルモデルチェンジ!「やんちゃ坊主」感アップ、走りも三菱らしく進化
  10. 「めちゃくちゃ好きでした、さよなら」フォードGTの販売終了に対しファンからは悲しみの声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る