ビー・エム・ダブリュー(BMWグループジャパン)の100%出資子会社のビー・エム・ダブリュー東京は、“木場サービスセンター(東京都江東区)”を4月15日にオープンした。
BMWグループジャパンは三大都市圏(東京、名古屋、大阪)に積極的に投資し、新規店舗やサービスセンターを建設、充実を図っている。そのひとつが今回オープンした木場サービスセンターだ。
「販売の成長に伴い、東京エリアのBMWとMINIの台数は今後も増え続けることは明らかだ」と都市圏への投資理由を述べるのは、ビー・エム・ダブリュー代表取締役社長のペーター・クロンシュナーブル氏だ。さらに、「CFRPや電動パワートレーンといった様々な最新技術への対応も必要になることからこの木場サービスセンターを設置した」と話す。
このセンターは5000平方mを超える広さの土地に、延べ床面積はおよ 1万2500平方m。駐車場には350台以上もの収容が可能だ。1階のワークショップでは14台、2階の板金ワークショップでは17台、3階のペイントワークショップでは20台の受け入れが可能で、50名ほどのスタッフが働くことになる。
特に、「日本で唯一CFRP、アルミボディ修理に対応した施設を保有している」という。そしてクロンシュナーブル氏は、「日本におけるプレミアムブランドのトップインポーターとして、ユーザーに可能な限り完全で最善のサービスを提供する責任がある。すなわち、ユーザーの期待にこたえるだけではなく、期待以上の利便性、そして品質を提供する」とし、「ユーザーには販売、そしてサービス両面でアクセスしやすい環境を用意したいと願っている」とした。