国土地理院、豊肥線や阿蘇大橋をドローン空撮…土砂崩れで無残な姿に

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国土地理院がドローンで空撮した土砂崩れの現場。国道57号と豊肥線が土砂で埋まり、レールや枕木が土砂の流れにつられて路盤から外れているのが見える。
国土地理院がドローンで空撮した土砂崩れの現場。国道57号と豊肥線が土砂で埋まり、レールや枕木が土砂の流れにつられて路盤から外れているのが見える。 全 3 枚 拡大写真

国土地理院は4月17日、小型無人機(ドローン)で撮影した豊肥本線立野~赤水間の土砂崩れ現場の動画を公開した。

撮影日は4月16日で、赤水駅(熊本県阿蘇市)から立野方へ約3km(南阿蘇村)の地点で撮影。離陸後しばらくして、西側の斜面から大量の土砂が黒川に流れ込んだ姿をカメラが捉えた。斜面と黒川に挟まれた豊肥本線と国道57号は、約250mに渡り埋まっているのが確認できる。

土砂の南側付近には国道57号と国道325号の分岐点があり、国道325号は分岐点から東に進んで阿蘇大橋で黒川を渡っていた。分岐点から黒川にかけての部分は土砂で埋まっており、阿蘇大橋も流失しているのが分かる。

豊肥本線の立野~赤水間は4月16日、熊本地震の本震とみられる地震で土砂崩れが発生し、線路が埋まった。JR九州が4月17日16時10分時点の情報として伝えているところによると、豊肥本線は土砂崩れの現場を含む熊本~豊後竹田間で運転を見合わせている。

《草町義和》

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