JR肥薩線と熊本電鉄が全線再開…九州新幹線も数日中に全線再開へ

鉄道 企業動向

熊本地震の影響で運転を見合わせている鉄道路線のうち、JR九州の肥薩線と熊本電気鉄道が全線の運転を再開した。これにより、4月24日11時時点の運休区間は2社3線3区間の158.8km(営業距離ベース)となった。

熊本電鉄は、藤崎宮前~北熊本~御代志間の運転を4月18日に再開。残る上熊本~北熊本間は25日の再開が見込まれていたが、当初の想定より早い23日の14時頃に運転を再開した。肥薩線は、八代~吉松~隼人間のうち熊本県側の八代~吉松間で運転の見合わせが続いていたが、24日の初発から運転を再開した。

24日11時時点で運転を見合わせているのは、九州新幹線の熊本~新水俣間75.7km、豊肥本線の肥後大津~豊後竹田間65.4km、南阿蘇鉄道高森線の立野~高森間17.7km。このうち、九州新幹線は4月28日にも全線再開の模様だ。

大規模な土砂災害が発生した豊肥本線は、全線復旧までに相当な時間がかかるとみられる。現在は運転を見合わせている区間のうち、宮地~豊後竹田間で代行バスが運転されている。

《草町義和》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  2. これで公道走行可能だと? BMW『M2 トラック・パッケージ』がニュルに出現!
  3. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  4. クラシックな雰囲気が人気! ダムドの『ハイゼット/アトレー』向けカスタムボディキットに新作アイテム3点が登場
  5. 「復活まじうれし!」「全色欲しい」新型スズキ『GSX-R1000』発表に、SNSは話題沸騰!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る