【カーエレ最前線】市販カーオーディオ選び、3つの“キモ”

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クラリオン・CZ215
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カーエレクトロニクス製品の最新事情をお伝えしている当コーナー。今月は「市販ナビ/市販オーディオのススメ」と題し、市販品を選ぶことのメリットと、その選び方を解説している。今週は、カーオーディオメインユニットの、チョイスの“キモ”をご紹介していく。

さて、カーオーディオメインユニットは、大きく以下の3タイプに分けられる。

1・モニターを搭載した「ディスプレイオーディオ」
2・モニターのない「2DIN機」
3・「1DIN機」

最近注目を集めているのが、1の「ディスプレイオーディオ」だ。機種によって機能に若干の違いがあるが、要は、「カーナビからナビ機能と地デジチューナーを抜いたタイプ」、である(一部、ワンセグチューナーを内蔵したモデルもある)。

モニターを備えていることで、他のタイプにはない使い勝手が得られる。バックカメラの映像も映すことが可能であるし、バックカメラ入力とは別に映像入力端子を備えている機種ならば、変換アダプターを別途用意することで、スマホを“ミラーリング”させることも可能となる。

他のタイプより少々値段は高くなるけれど、モニターがあることにメリットを感じるならば、このタイプに注目すべし。

続いては、2の「モニターのない2DIN機」の利点をみていこう。こちらは、センタークラスターに空いている2DINスペースをメカで埋め尽くせること。これが最大のメリットだ。

それ以外では、1DIN機と比べてスイッチと表示部が大きいことが利点だ。つまり、操作性が高いのだ。存在感が高く、かつ使いやすいメインユニットをお探しならば、「2DIN機」がオススメだ。

そして最後の3の「1DIN機」。このタイプは非常にバリエーションが豊富だ。機能を取捨選択することでマイベストを選ぶことが可能。そこが最たるメリットだ。

チョイスする際のチェックポイントは、「Bluetooth」、「音質調整機能」、「Androidスマホとの対応」、「対応フォーマット」あたりだろう。これらをチェックして、自分に必要な機能が搭載されている機種を絞り込んでいこう。

なお、最近は「CDメカ」を搭載しないモデルも増えている。音楽はスマホと接続して聴く(CDは車内では聴かない)という方は、「CDメカレス機」を選ぶと予算を削減できる。「CDメカ」の有る無しも、必ずチェックしておこう。

以上が各タイプごとの特徴だ。「市販カーオーディオメインユニット」は選び甲斐のあるジャンルである。予算と機能をそれぞれ考慮して、自分にとってもっともしっくりくる1台を、楽しみならが選んでほしい。

【カーエレ最前線】市販ナビ/市販オーディオのススメ その4「市販カーオーディオ」の選び方とは?

《太田祥三》

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