国交省、スズキに5月31日までに再度報告求める…立ち入り検査は現時点で予定なし

自動車 社会 行政
スズキ本社
スズキ本社 全 2 枚 拡大写真

国土交通省は、燃費測定方法で不正を行っていたスズキに対して5月31日までに詳細について報告することを求めたことを明らかにした。

スズキは、現在販売している16車種の走行抵抗について測定状況を確認したところ、タイヤ、ブレーキ、トランスミッションなど、装置ごとの転がり抵抗の実測値や風洞試験装置で空気抵抗の実測値を積み上げた走行抵抗値を使用していたことが判明したとして、国土交通省に報告した。走行抵抗のデータは、「惰行法」と呼ばれる決められた手法で取得することが規定で決まっている。

スズキでは、規定と異なる方法で取得したデータと、惰行法による実測値との乖離が「誤差の範囲内」として燃費値は修正する必要ないとしている。

国交省では、惰行法による実測値との乖離率など、提出されたデータを裏付ける資料がないとして、スズキに対して詳細について再度報告するよう求めた。現時点で予定していないものの、状況に応じては立ち入り検査も検討するとしている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
  2. 懐かしのクルマが昭和の街並みをパレード…喜多方レトロ横丁 昭和レトロモーターShow 2025
  3. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  4. トヨタ、愛知県豊田市に新車両工場を建設へ…2030年代初頭稼働めざす
  5. 航続262kmの新型電動バイクが約10万円から、ビンファストが2モデル発表
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
  5. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
ランキングをもっと見る