三井のリパーク駐車場、ICTサービス装備の高機能自動販売機を導入
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近年、訪日外国人によるレンタカーなどを活用した個人旅行増加などにより、駐車場には、観光需要に即した機能や災害時における避難スポットとしての役割など、新たな機能が求められている。このような背景のもと3社は、全国に1万超の事業地を展開する三井のリパークにて、各種ICTサービスを備えた高機能自動販売機の初回導入を決定した。
高機能自動販売機では、NTT西日本が提供する無料Wi-Fiサービス「DoSPOT」を提供。駐車場内でWi-Fiに対応した「スマートフォン」「パソコン」「タブレット端末」などを使って、1日最大60分（15分×4回）まで無料でインターネットを利用できる。また、災害時には時間制限なくWi-Fi利用が可能となる。
またサイネージ機能を備え、ニュース、天気、近隣駐車場の満車・空車情報、近隣店舗紹介、災害情報など多彩なコンテンツを提供。訪日外国人向けには、スマートフォンなどでQRコードを読み取ることで、ユーザー端末に設定された言語にあわせ、駐車場の利用方法などを翻訳して表示する多言語翻訳機能も装備する。
そのほか、災害などにより商用電力が停電となった際も、自動販売機内蔵ワイヤーの操作により、貯蔵飲料を無償で提供。また、ダストボックスの上部空きスペースに非常食や簡易トイレ、レスキューシートなどの災害対策用備蓄品を設置しているため、避難スポットとしても利用できる。
《纐纈敏也＠DAYS》
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