浅間ヒルクライム2016開催、60年代モデルから最新マクラーレンまで120台が走る…29日まで

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日産 スカイラインGTR
日産 スカイラインGTR 全 16 枚 拡大写真

5月28日から29日にかけて、高峰チェリーパークライン(長野県小諸市)を舞台に“浅間ヒルクライム2016”が開催されている。主催は浅間ヒルクライム実行委員会。

2012年に初開催されたこのイベントは、高峰チェリーパークラインを封鎖してヒルクライムを開催することを目標にスタートした。ヒルクライムとは、ナンバーの有無を問わず通常の車両から、レーシングカーまでが、登坂路を駆け上がるモータースポーツである。つまり、ナンバーのない車両を走行させるために、公道封鎖が必要となるのだ。

多くのヒルクライムは単に登り切るまでのタイムを競う競技だが、浅間ヒルクライムは公道封鎖した高峰チェリーパークラインの約8kmを、平均59km/hで登り切り、そのアベレージ速度にどれだけ近いかを競うものだ。

今年のエントリーは約120台。1960年代のヒストリックカーから最新のマクラーレン『570S』、二輪ではHRCより『CRF450RALLY(2016年モデル)』などが出走。更に、展示だけではあったが、ドイツからポルシェ『917K』が登場し、大いに注目を集めていた。

初日は午前と午後に1回ずつヒルクライムを開催。それ以外ではスポンサーとなった各メーカー、インポーターが車両を展示したほか、自動車に関する様々なパーツショップなどがテントを張り、また、地元の食事が味わえる屋台が多く出店するなど、来場者は十二分に楽しんでいたようだ。

29日は8時に開場。9時40分から12時30分までチェリーパークラインを封鎖しヒルクライムを行い、表彰式後閉幕となる予定だ。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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