パナソニック、大電流対応の車載用パワーチョークコイルを製品化

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パナソニック 車載用パワーチョークコイル
パナソニック 車載用パワーチョークコイル 全 3 枚 拡大写真

パナソニック オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社は5月31日、車載ECU(電子制御ユニット)の電源回路に適した、12mm角サイズで大電流対応の車載用パワーチョークコイルを製品化したと発表した。

新製品はメタルコンポジット材料と太銅線を用いた巻線コイルを採用し、さらに同材料と巻線コイルを隙間なく一体成形したギャップレス一体構造を開発した。コイルの発熱や損失が低く、同社従来品に比べ体積を半減した12mm角(面実装タイプ)の小形ながら20A~50Aの大電流対応を実現。ECUのエンジンへの直接搭載や電源回路の省スペース化に貢献する。

また、小形ながら160度の高耐熱性と優れた耐振動性を実現するほか、面実装化により基板への自動実装対応を実現し、工程の合理化にも貢献する。

《纐纈敏也@DAYS》

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