ポルシェ カレラカップ ジャパン 第5戦の決勝レースが6月4日、富士スピードウェイで開催され、#78近藤翼が今季4勝目を飾った。
決勝レースは、2番グリッドの#14三笠雄一が素晴らしい出足でポールスタートの#78近藤に並びかける。1コーナーでは#14三笠がイン、#78近藤がアウトから進入するが、#78近藤はポジションを死守。そのすぐ後ろでは4番グリッドからのスタートした#36坂本裕也がスタートで出遅れた#23服部尚貴をパスし、前を行く2台を追う展開となる。2番手の#14三笠、3番手の#36坂本はバトルを繰り広げながらもトップを必死に追いかけるも、#78近藤は後続との差をジワジワと広げ始めてレースの主導権を握っていく。
中盤に差し掛かる頃には、後続とのマージンを広げた#78近藤がタイヤを労わりながらレースをコントロール。そのままチェッカーを受け、完勝とも言える強さで今シーズン4勝目を飾った。その後では#36坂本が1コーナーで何度も#14三笠に並び掛けるもパスするには至らず。#14三笠、#36坂本の順位でレースを終えた。