VWの BUDD-e 、内装デザインのコンセプトカー賞を受賞

自動車 ビジネス 海外マーケット
フォルクスワーゲン BUDD-e
フォルクスワーゲン BUDD-e 全 5 枚 拡大写真

欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲンは6月1日、『BUDD-e』が「インテリアデザインオブザイヤー」のコンセプトカー賞を受賞した、と発表した。

BUDD-eは2016年1月、米国ラスベガスで開催されたCES16で初公開。フォルクスワーゲンの名車、初代『マイクロバス』を現代的にアレンジしたコンセプトカー。

その特徴は、フォルクスワーゲングループが新開発した電動化車両用モジュラー車台、「MEB」の初採用。MEBは、電動パワートレインやバッテリー(二次電池)の搭載に必要なスペースを確保しながら、乗員が快適に過ごせるだけの充分な居住空間を持つ。

EVパワートレインのうち、二次電池は、蓄電容量101kWhと大容量。フラットな設計で、床下にスマートに収まる。モーターは前後にひとつずつ搭載し、トータル出力は317ps。4輪を駆動し、最高速150km/h、1回の充電で最大533kmの走行を可能にした。バッテリーは、80%の容量ならおよそ30分で充電可能。フォルクスワーゲンによると、航続距離はガソリン車と同等という。

今回、このBUDD-eが、ドイツで発表された「インテリアデザインオブザイヤー」のコンセプトカー賞を受賞。ジェスチャーコントロールや大型の34インチモニターなど、次世代のフォルクスワーゲンのインテリア技術が評価され、受賞となった。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  3. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  4. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る