イオンと花王、関東=中部間のトラック中継輸送を実施 異業種で初

自動車 ビジネス 企業動向
新しい輸送方法のイメージ
新しい輸送方法のイメージ 全 1 枚 拡大写真

イオンの物流子会社イオングローバルSCMと花王は、6月7日から、関東=中部間で異業種企業間では国内初となるトラックの中継輸送を開始する。

現在、両社ともに1台のトラックが往復2日間で関東=中部間を運行して自社商品を輸送している。

今回、関東と中部から両社のトラックがそれぞれ自社用品を輸送し、静岡県内の中継地点でトレーラーを交換し、受け取った積荷を相手企業の配送先に輸送する。

復路における積載不足が解消されるなど実車率の向上で、輸送効率向上が図れ、運行本数も削減できる。全体として運賃コストは27%削減され、CO2排出量は約12%削減を見込む。

現行では、両社ともに1人のドライバーが、往復1泊2日の長距離輸送を担ってきたが、運行方法変更で日帰り勤務が可能となり、自宅で休息することができる。ドライバー1人あたりの拘束時間は12時間以内となり、勤務体系と業務効率の改善を図ることができる。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
  3. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  4. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  5. 軽EV市場に新顔登場、ホンダ『N-ONE e:』と競合する車種
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
ランキングをもっと見る