「これまでにないSUVを」 …ベントレー初のSUV ベンテイガ 全国展開のフェアで新規層狙う

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ベントレーモーターズジャパン 佐藤達也氏(ディーラープログラムコーディネーター)
ベントレーモーターズジャパン 佐藤達也氏(ディーラープログラムコーディネーター) 全 8 枚 拡大写真

ベントレー モーターズ ジャパンは6月9日、初のSUVモデル『ベンテイガ』を都内で報道陣に公開しました。同社でリテイラーマーケティングを統括する佐藤達也氏は「アクティブなライフスタイルを持つお客様に訴求していきたい」と意欲を示しています。

---:ベントレー史上初のSUVということで、様々な面で完成度が高いと感じました。ベンテイガはベントレーにとってどのような車なのでしょうか?

佐藤:ベントレーで初めてのSUVを創る上での最初の思想は、“これまでにない”SUVを、ということでした。“これまでにない”とは具体的に何かというと、非常に上質でラグジュアリーなSUVということです。ここまでの車は、過去に存在しなかったと認識しています。

もちろん、オフロード性能がとても良い車はこれまでにもありました。またオンロード性能がとても良い車もありました。しかし、オフロード、オンロードと、それにラグジュアリーが両立している車はありませんでした。そういう意味ではベンテイガを出すことで、これまで高級SUVセグメントといわれているものよりも、もう一歩違ったカテゴリー、新しいカテゴリーを創ろうということで生まれたのが、ベンテイガだと思います。

---:力の入れ具合が伝わります。

佐藤:そうですね。お客様にもベンテイガをいち早くご覧いただきたく、「BE EXTRAORDINARY TOUR」と題した全国ツアーを実施します。6月11日と12日の東京から始まり、名古屋(6月12日)、大阪(6月16日)、福岡(6月18日、19日)、広島(6月25日、26日)で開催する予定です。各地の正規販売店がそれぞれ趣向を凝らしておもてなしをご用意しておりますので、ご来場して頂いたお客様にはベンテイガの洗練されたデザインやインテリアの質感のみならず、ベントレーならではのラグジュアリーさも様々な面で感じて頂けるかと思います。

---:いわゆるプレミアムブランドにおけるSUVは、すでに浸透しているように思いますが、そうした流れがラグジュアリーブランドにもやってきたということでしょうか?

佐藤:伝統的なオフロードでの走破性重視のプレミアムSUV、かたやオンロードに強い乗用車派生のプレミアムSUVと2カテゴリーがメジャーです。しかし、この2つのカテゴリーをさらに高めた、そこにベンテイガを投入するわけです。それはつまり、シチュエーションを選ばないラグジュアリーブランドのSUVが誕生することを意味します。

ベントレーは『コンチネンタルGT』で、ラグジュアリークーペという新しいマーケットを築いた歴史があります。ベントレーとしてはまたSUVでも新しいマーケットを開拓しようとしているわけです。

---:ラグジュアリーさと走行性能の2つの軸でベントレーらしさがあると思いますが、このうちラグジュアリーさでベンテイガの際立ったところは?

佐藤:一般的に、SUVは手荒く使われることが多いので、インテリア等に質の高い素材はあまり使用しない傾向がありますが、ベンテイガの場合、既存のベントレーを造るように、むしろそれ以上の手間暇をかけて、インテリアも手作業で造ることで、質と耐久性を両立していることは特筆すべきところだと思います。

またSUVなので、シートやドアトリムなどにハンティングジャケットをイメージしたパターンを採り入れて、イギリスの伝統的な上流階級の方の趣味を反映した趣向のインテリアにしています。SUVだから手を抜くとか、実用性だけを重視するというようなことはしていないところがベントレーらしさといえます。

---:誰が何と言ってもベントレーだと胸を張れる内装がある一方で、SUVとしての走行性能はいかがですか?

佐藤:直感的に操作できるように、手元の近くにオフロードモードのスイッチがあります。そのスイッチを操作するだけで、例えば砂地や砂利道、雪道であっても、全てクルマが最適なセッティングを選択して、性能を最大限に引き出します。仮にオフロードに入っていっても、その際立った性能により、スムーズに走破することが可能です。

---:安全装備を始めとする機能面はいかがですか?

佐藤:安全装備はすべて新しいシステムが導入されています。プラットフォームを刷新したことで、これまでにないエレクトロニックなサポートができるようになりました。例えば、48Vの電気式アンチロールバーを備えていたり、衝突軽減ブレーキなどの安全装備が充実したりしています。

---:ベンテイガは、スペックで語るクルマではないと思いますが、とはいえ、最高速度301km/hは競合SUVを圧倒するレベルですね。

佐藤:ベントレーでは、例えばオフロード性能であれ、301km/hであれ、最高出力608馬力であれ、性能を測っているのではない、ポテンシャルを測っているのだと表現しています。それができることによる心の余裕を大事にしているということですね。

もちろん、お客様も実際に301km/h出すわけではないし、608馬力まで使うわけではないけれども、それができる車に乗っているという満足感。それが我々としても非常に訴求したいポイントだと思っています。

---:ベンテイガの顧客層としては、どのような車に乗っている方を想定していますか?

佐藤:新規のお客様へしっかりと訴求していきたいと考えています。例えば輸入車プレミアムクラスのSUVにお乗りになっていて、それでは飽き足らないお客様や、『もう一段上の車に乗りたい』というようなお客さまにしっかりとアプローチしていきたいですね。

ありがたいことに、既存のお客様からもお乗り換えのご意向をたくさん頂いております。特に『コンチネンタルGT』や『フライングスパー』に乗っているお客様からの反響が大きいので、そちらにもしっかりとアプローチしていきたいです。

---:全く新しいカテゴリーの車であるベンテイガによって、お客様の層も変わっていきますか?

佐藤:よりアクティブなお客様に変わっていくと思っています。今までのベントレーは、数多くの輸入車を乗り継いだ経験豊富なお客様が最後の一台としてお選びいただくというイメージもあったのですが、ベンテイガの場合は、今のライフスタイルを楽しむ若々しくアクティブな方などにも、うまくアプローチをしていきたいと思います。『コンチネンタルGT』がデビューした2003年当時の平均年齢は60歳以上でしたが、現在は54歳です。ベンテイガの投入で、さらに小さいお子様連れのファミリーのお客様も加わっていくとみています。

---:そうしますとベンテイガの投入で全体の販売台数も伸びていきますか?

佐藤:ベントレーはラグジュアリーブランドですので、販売台数が急激に増えていくということはないと思います。ベンテイガの投入で新しいお客様にもしっかりとブランドが浸透した上で、少しずつ台数が増えていく形が理想的だと思います。

ベンテイガはサルーンのフライングスパーシリーズ、2ドアのコンチネンタルシリーズと並ぶ、主軸のひとつになり得るとみているので、安定して全体の販売台数のうちの3割ずつくらいをバランスよく売れていけば良いなと思っています。

---:ベンテイガで新たな顧客層を取り込みたいというお話でしたが、まずは全国イベントでベンテイガを知ってもらうと。

今回の全国ツアーはベンテイガをより身近に感じて頂ける機会になるかと思います。ベントレーに今まで縁がなかったお客様にも、ウッドパネルやレザー、またベンテイガで特徴的なローレット加工が施されたエアコンの吹き出し口など、ひとつひとつの造り込みをじっくり見て頂きたいです。イベントの会場と日時は公式サイトで公開しています。販売店共々お客様のご来場を心よりお待ちしております。

---:楽しみですね。ありがとうございました。

新型SUV ベンテイガ全国ツアー

《小松哲也》

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