古野電気、舶用事業低迷や為替差損で減収減益 2016年3-5月期決算

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GPS付き発話型ETC2.0車載器
GPS付き発話型ETC2.0車載器 全 1 枚 拡大写真

古野電気が発表した2016年3~5月期(第1四半期)の連結決算は、経常利益が前年同期比59.4%減の6億7000万円と大幅減益だった。
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売上高は同10.6%減の201億7800万円と減収だった。産業用事業では、ETC車載器などが増収となったものの、主力である舶用事業で商船市場向けや漁業市場向けの売上が減少した。カーナビゲーションシステム搭載用GPSモジュールは低調だった。

営業利益は減収や為替差損の影響で、同42.4%減の8億9400万円と減益だった。四半期純利益は同64.3%減の4億9100万円だった。

通期業績見通しは、急激な円高が進んでいることに加え、商船市場での事業環境が悪化していることから下方修正した。

売上高は前回予想から50億円マイナス810億円、営業利益が10億円減の9億円、経常利益が12億円減の4億円、当期純利益が9億円マイナスの2億円となる見込み。

《レスポンス編集部》

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