高速道路各社「ポケモンGO」の開発者らに要望書簡

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東・中・西のNEXCO3社と本州四国連絡高速、及び都市高速の首都高速、阪神高速の高速道路6社は28日、「ポケモンGO」の関係法人に要望書簡を送った。

高速道路6社は連名で、アプリの開発者米「ナイアンテック」の日本法人「株式会社ナイアンテック」とポケモンのライセンスを管理する「株式会社ポケモン」と「任天堂株式会社」の3社に対して同日付で、高速道路上やSA・PAの駐車エリアでモンスターが出現しないこと、ゲームのアイテムが入手できるポケストップの設定をしないことなどの配慮を求めた。

「一般道と出入口が接している高速道路では、これまでも歩行者の立入り防止が課題となっている。開発者としての配慮はされていると思うが、GPSの測量には誤差がある。道路管理者としてはより一層を配慮を求めざるを得ない」と、高速道路会社の幹部の1人は話した。

高速道路会社は27日、ポケモンGOを楽しむユーザーに対して、高速道路上への駐停車禁止や歩きスマホの注意喚起をしている。28日の要望書簡は、さらにゲームの事業者にも協力を求めた。

「ポケモンGOを楽しみにしている人もいるので、我々もただ禁止を求めるだけではいけないと思う。例えば、高速道路上でモンスターを捕獲した場合にはダメージがあるなど、ポケモントレーナーがゲームを楽しみながら気を付けていただける設定を作っていただければということをお願いしたい」(前述・高速道路会社幹部)

24日には岐阜県美濃市の高速道路で24歳のブラジル人男性が、ゲーム中に高速道路上に立ち入った。高速道路各社は立入事例などを見つけた場合、その理由を詳しく聞いて、新たな事例が拡大しないように防止に努めている。

《中島みなみ》

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