【新聞ウォッチ】出光興産、泥沼化する創業家との対立---決着の糸口見えず

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【新聞ウォッチ】出光興産、泥沼化する創業家との対立---決着の糸口見えず
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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

【画像全3枚】

2016年8月16日付

●Rio2016後半入り五輪綱渡りの運営、選手も強盗被害、目立つ空席(読売・1面)

●GDP伸び悩み、消費弱含み、けん引役不在(読売・2面)

●技術革新力日本16位(読売・2面)

●出光創業家協議を拒否、経営側打診、和解へ糸口見えず(読売・8面)

●銀座観光バスに専用駐車場、渋滞緩和へ、晴海に11台分(東京・7面)

●MRJ月内に米渡航、米空港で1年間試験へ(東京・7面)

●企業業績減速感強く、円高逆風、経常減益に、今期(日経・1面)

●自動運転向け高速道地図、年内にもサンプル、ダイナミックマップ(日経・12面)

●日産、新エンジン、加速時・パワー優先、高速走行・効率を重視(日経・12面)

ひとくちコメント

卓球女子団体準決勝で、日本はドイツに敗れ、2大会連続の決勝進出を逃した。4時間近くに及んだ手に汗握る激しい勝負だったが、村上監督は「勝負に勝って試合に負けた」と評したという。

女子の卓球にしてもテレビ観戦中はハラハラドキドキの連続で心臓にも胃腸にも良くなさそうだが、リオ五輪のようなスポーツは勝っても負けても、違和感が残るような戦いは少ない。

ところが、出光興産の経営側と、昭和シェルとの合併に反対する出光創業家との戦いはなかなか決着の糸口が見えずに泥沼化しているようだ。出光興産の経営陣が記者会見を開き、出光創業家との協議の経緯を初めて明らかにしたという。

「出光創業家協議を拒否、和解へ糸口見えず」(読売)などと、きょうの各紙が報じているが、創業家は昨年夏に一度は両社の統合を了承したにもかかわらず、態度を豹変したとし、中断している協議の再開を改めて呼びかけたそうだ。

それによると、2015年7月末の昭和シェルとの経営統合発表後に名誉会長の出光昭介氏が「それで結構」と了承。しかし12月には昭介氏が合併による経営統合で創業家の保有する出光株の価値が減少することに懸念を示し、創業家からの出光取締役への登用を要請したという。

ただ、この時点では合併反対の意思表示は明確ではなかったが、今年に入って5月28日に出光に送付した文書で明確な反対の意思を告げたそうだ。出光の経営側と創業家との協議は7月11日を最後に中断しているが、経営陣は現段階で17年4月の合併計画を変更する考えがなく、協議再開を求めている。

一方、出光創業家側は「昭和シェル株取得の契約をとりやめるまでは、現在の対応をとらざるを得ない」とのコメントを発表して強硬姿勢は崩していないという。

連日熱戦が続いているリオ五輪は17日間の日程を折り返して後半戦に突入したが、出光創業家と経営側の対立は和解どころか、むしろ溝が深まっており。現時点では決着の時期は見通せないようだ。

《福田俊之》

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