ルネサスと台湾積体電路製造、28nmプロセス採用したマイコンを開発へ

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ルネサスエレクトロニクスと台湾積体電路製造(TSMC)は、次世代エコカーや自動運転車に向けて回路線幅28nm(ナノメートル)プロセスを採用したマイコンを世界に先駆けて共同開発すると発表した。

最新の28nmプロセスを採用した車載用マイコンは、2017年からサンプル出荷を開始し、2020年からTSMCで量産を開始する計画。

ルネサスとTSMCは90nmプロセス以降、フラッシュメモリ内蔵マイコンの製造委託、開発で緊密な協業関係を構築してきた。4年前に開始した40nmプロセスのマイコンプラットフォームの共同開発と製造委託に続き、今回、両社は高効率で信頼性の高い次世代エコカーや自動運転車の実現に貢献する28nmプロセスのマイコンを共同開発に協業の枠組みを拡大する。

今回の協業を通じて、ルネサスの高信頼かつ高速なMONOS構造の混載フラッシュメモリ技術と、TSMCの高性能・低消費電力な28nm High-Kメタルゲート技術が融合し、自動運転に向けたセンサ制御、統合化した電子制御ユニット(ECU)、次世代エコカー向けの環境に優しい低燃費エンジン、電気自動車用の高効率モータ・インバータなど、幅広い車載アプリケーションに適した世界初の28nmマイコンを開発する。

《レスポンス編集部》

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