【ルノー トゥインゴ 新型】ルノーサンク の面影ちらり…RRが実現したデザインと機能[写真蔵]

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ルノー トゥインゴ インテンス(ブルードラジェ)
ルノー トゥインゴ インテンス(ブルードラジェ) 全 54 枚 拡大写真

3世代目となる新型ルノー『トゥインゴ』は、「パリ仕立て」をうたい文句に、ルノーの歴代コンパクトのエッセンスを凝縮した個性派コンパクトカーだ。「パリに暮らす人々の審美眼に応える」デザイン、リアエンジン・リアドライブを採用したことによる取り回しの良さや、室内空間の実用性の高さを特徴とする。

【画像全54枚】

ルノーの量販車としては約40年ぶりとなるRRレイアウトは、新型トゥインゴを開発する上で最重要事項のひとつであったという。全長3620mm×全高1545mm×全幅1650mmというコンパクトサイズながら、エンジンを後方配置としたことでホイールベースの拡大(先代比+125mm)、これにともなう室内空間の拡大や視野角の向上、さらにタイヤの切れ角を49度まで増やしたことで、最小回転半径はクラストップレベルの4.3mを実現するなど、革新的なパッケージングを実現している。

エクステリアは、フロントマスクに最新のデザイン言語を取り入れながらも、初代トゥインゴや、ルノーサンクに多くの発想を得たものとなっている。フロントウインドウとリアウインドウの傾斜や、張り出したリアのショルダー部にサンクの面影を見ることが出来るほか、3ドアハッチバックを主とした従来のルノーコンパクトにならい、5ドアとし乗降性を向上させながらもリアドアのノブをサッシュに隠すことで3ドアのようなスタイリッシュなデザインとした。

インテリアは、明るく遊び心あるデザインとし、男性にも女性にも受け入れられるコンパクトカーを目指したという。ステアリングは下面をフラットとしたスポーティな形状で男性的なコックピットを演出、さらにダッシュボードのスイッチまわりや各トリムをボディカラーに合わせたものとし、ポップに仕上げることでユニセックスなフランス車らしい室内空間をつくりだした。

また、荷室を最大限利用するために後席の背もたれを直立して固定できるようにし、これにより最大219リットルの空間を確保。さらに助手席をたたむことで、最大2310mmの長ものを収納することも可能とした。合理性を追求するフランス車ならではの空間の有効活用法だ。

リアに搭載されるエンジンは、『ルーテシア』にも搭載される0.9リットルターボで、これに6速デュアルクラッチトランスミッション(EDC)を組み合わせる。最高出力90ps、最大トルク135Nmのパワーは、1010kgの軽量な車体を楽々と加速させる。その出足の良さは、ストップ&ゴーが多く細かな運転操作が求められるパリの交通環境にちなんだチューニングであることが想像出来るだろう。

またRRレイアウトは前後重量配分の最適化(前45:後55)だけでなく、走行時のエンジン音の低減にも貢献する。トランクの上蓋に静音素材を使用し、また心地よい加速音だけを運転席に送る仕組みとすることで3気筒エンジン特有のノイズを大幅にカット、軽自動車サイズのコンパクトカーとは思えない高い静粛性を実現しているのも注目のポイントだ。

《宮崎壮人》

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