小田急海老名の鉄道イベント、今年はJR・メトロ車も展示 10月15・16日

鉄道 企業動向
今年の「小田急ファミリー鉄道展」ではJR東日本(左)と東京メトロ(中央)の車両も展示される。
今年の「小田急ファミリー鉄道展」ではJR東日本(左)と東京メトロ(中央)の車両も展示される。 全 2 枚 拡大写真

小田急電鉄は10月15・16日の2日間、「小田急ファミリー鉄道展2016」を開催する。今年で16回目となる小田急の鉄道イベント。海老名駅(神奈川県海老名市)に隣接する海老名電車基地と商業施設「ビナウォーク」で行われる。

海老名駅西口側の海老名電車基地では今回、JR東日本と東京地下鉄(東京メトロ)の協力を受け、JRのE233系電車2000番台と東京メトロ16000系電車、小田急4000形電車を展示。マルチプルタイタンパーなど保守作業用の車両も展示する。

東京メトロが運営する千代田線は、代々木上原駅で小田急線、綾瀬駅でJR常磐線と接続しているが、以前は小田急の車両が綾瀬駅まで、JRの車両が代々木上原駅までの運転で、3線をまたいで運転できる車両は東京メトロの16000系などに限られていた。しかし、JR東日本と小田急は2014年3月から3線直通運転の準備を開始。JR東日本E233系2000番台と小田急4000形に3線を走行するための保安装置を搭載し、今年3月のダイヤ改正からJR車と小田急車の3線直通運転が始まった。

このほか、ロマンスカー7000形電車「LSE」と8000形、引退した5000形電車の簡易運転台で運転士体験ができる「なりきり乗務員」イベントも行われる。前回は整理券方式だったが、今回は事前応募制。申込みは9月25日まで小田急のウェブサイトで受け付ける。参加できるのは5~12歳の500人(各日250人)まで。応募多数の場合は抽選になる。

海老名駅東口側のビナウォークでは、制服着用の記念撮影会、鉄道グッズの販売、鉄道模型の走行会、鉄道マニアとして知られる音楽家・向谷実さんによるライブイベントなどが行われる。全体の開催時間は、海老名電車基地が10時から15時30分(最終入場15時)まで、ビナウォークが10時から16時まで。

《草町義和》

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