【ホンダ フリード 新型】HVに重希土類フリー磁石のモーターを世界初採用

エコカー ハイブリッド
フリードのHVシステム 右端のカット部がモーター
フリードのHVシステム 右端のカット部がモーター 全 3 枚 拡大写真
ホンダは9月16日、3列シートのコンパクトなミニバン『フリード』を8年ぶりに全面改良し、同日発売した。ガソリンエンジン車とハイブリッド車(HV)があり、HVのモーターには世界初となる重希土類を使用しないネオジム磁石が採用されている。

この磁石は、大同特殊鋼と共同開発したジスプロシウムなど重希土類を全く使わないタイプ。HV用モーターでの実用化は前例がないという。ジスプロシウムは生産の大半が中国となっており、過去には価格が高騰するなど調達にリスクがある。これを使用しない磁石の採用によってコストの安定化につなげていく。ホンダは今後、他のモデルにも展開する計画だ。

フリードおよび『フリード+』のHVシステムは、『フィット』や『ヴェゼル』などで採用されている1モーター式。フリードシリーズでの最高燃費は27.2km/リットル(JC08モード)であり、ライバルのトヨタ『シエンタ』のHVと並び、ミニバンではトップレベルの性能を確保した。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
  2. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  3. メルセデスベンツ『Cクラス』次期型を予告、光る大型グリル採用…初のEVも設定へ
  4. 「動画を観る」もっとも良い方法とは? トヨタ車純正ディスプレイオーディオ搭載車の場合は?[車内エンタメ最新事情]
  5. プレミア化は必至!?『ランクル』を知り尽くしたトヨタ車体の「ラリー仕様」限定車にSNS歓喜
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る