「日産サティオ湘南 ららぽーと湘南平塚店」開業へ…初のテナントイン型店舗

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日産サティオ湘南 ららぽーと湘南平塚店
日産サティオ湘南 ららぽーと湘南平塚店 全 8 枚 拡大写真

日産自動車は9月29日、神奈川県平塚市に10月6日に開業する大型商業施設「ららぽーと湘南平塚」に出店する販売拠点「日産サティオ湘南 ららぽーと湘南平塚店」を報道陣に公開した。日産が大型商業施設内に常設の店舗を構えるのは初めてとなる。

日産サティオ湘南 ららぽーと湘南平塚店は、アウトドアグッズやアパレル、靴などのショップなどが連なる、ららぽーと湘南平塚の1階フロアに出店。278平方メートルの店内には常時2~3台の車両を展示し、車両説明だけでなく、実際の商談や契約も行うという。ただサービス工場は備えていないため、運営会社である日産サティオ湘南の既存施設や、他の日産系ディーラーとの連係で対応するとしている。

日産自動車で日本事業を担当する星野朝子専務執行役員は同日、店舗で会見し「日産調べだが車を購入するために実際にディーラーにお客様が足を運ぶのは平均で2.6回しかない。2.6回ということは、お客様は自分の知っている範囲で買っている。試乗さえしてもらえれば買って頂ける自信はあっても、ディーラーにずっと座っているだけでは、そのチャンスすら生まれないという購買行動に変わりつつある」と指摘。

その上で「試乗してもらったり、車を見てもらうためには、お客様のいるところに我々がでていくしかない」と、日産初となる大型商業施設への出店の背景を語った。

また星野専務は「ここでは実験的にいろんな売り方や、説明の仕方をしてみて、それが成功すれば他の店舗にフィードバックしたり、こういう形態の店舗を他にも増やしていくことも考えたい」とも話していた。

《小松哲也》

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