【ルノー キャプチャー ジーンズ 発売】30代がターゲット

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ルノー キャプチャー ジーンズ
ルノー キャプチャー ジーンズ 全 8 枚 拡大写真

ルノー・ジャポンが50台限定で発売を開始した『キャプチャージーンズ』は、キャプチャーが弱かった30代ユーザーをターゲットに企画された。

キャプチャーが属する、Bセグメントクロスオーバーユーザーの特徴について、同社マーケティング本部商品担当の近棟伸邦さんは、「2つのボリュームゾーンがある」という。ひとつは、「年齢層は若干高く、子供が独立をした世代。そして、セカンドボリュームは若い世代で、20代後半から30代のカップル、あるいはシングルだ」と説明。

キャプチャーのユーザー層は、「40代以上にはとても人気だ。一見クロスオーバーに見えないデザインに、エレガントさを感じており、また、ツートンのボディカラーも大変好評だ」と話す。

その一方、「30代ユーザーが弱い傾向にある。そういった方はプジョー『2008』など内装がポップなクルマに魅かれているようで、キャプチャーは地味な印象だといわれている」と述べる。

そこで、キャプチャージーンズでは、取り外し可能なシート表皮を利用し、ジーンズ調のカバーを日本で開発。そうすることで、「若いユーザーを取り込んでいきたい」という。

キャプチャーのコンセプトは(Explore 冒険の旅に出る)だ。これは、ルノー本社デザイン担当常務(SVP)のローレンス・ヴァン・デン・アッカー氏が唱えるデザイン戦略、サイクルオブライフ(6つの花びらで人生を表現したもの)の二番目のコンセプトだ。「最初が『ルーテシア』のLOVE。そして、恋に落ちた二人が二番目のキャプチャーで冒険の旅に出るというストーリーだ」と近棟さん。「その冒険に必要なものは“地図”だ。そこで、キャプチャージーンズにはブルーレイ搭載の7インチワイドSDナビゲーションを標準装備した」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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