三菱自、燃費データ不正問題の影響大きく最終赤字2196億円 中間決算

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三菱自動車本社
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三菱自動車は10月28日、2016年4~9月期(第2四半期累計)の連結決算を発表した。

それによると、売上高8648億円(前年同期比-19.2%)、営業損失316億円(前年同期は+584億円)、経常損失282億円(同+585億円)、最終赤字は2196億円(同+520億円)だった。

日本での燃費不正問題による生産・販売の停止、市場措置費用の増加、円高による為替悪化などの影響で、営業損益は316億円の赤字。さらに燃費不正問題にかかる特別損失1662億円を計上したことなどで、最終赤字は2196億円に膨らんだ。

第2四半期累計期間の販売台数は43万6000台(-16%)。日本では、燃費不正問題の影響により登録車・軽自動車ともに前年同期を大きく下回り、2万9000台(-37%)。北米は前年同期並みの6万9000台、欧州は9万台(-13%)、アジアは14万台(-8%)、その他地域は10万8000台(-28%)だった。

通期連結業績見通しも下方修正。売上高1兆8400億円(前回予想比-700億円)、営業損失276億円(-526億円)、経常損失282億円(-602億円)、最終赤字は2396億円(-946億円)とした。

《纐纈敏也@DAYS》

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