ドローンとクラウドを活用して災害時の河川管理…参画する企業を公募

航空 行政
革新的河川管理プロジェクトの第1弾
革新的河川管理プロジェクトの第1弾 全 1 枚 拡大写真

国土交通省は、革新的河川管理プロジェクト第1弾として河川管理用ドローンやクラウド型水位計の実装化に参画する企業を公募する。

革新的河川管理プロジェクトはIT、航空測量技術など、最新技術をオープン・イノベーションの手法によりスピード感をもって河川管理への実装化を図り、河川管理や災害対応の高度化を図るもの。

航空機に搭載されるレーザー測量システムを超小型化し、長距離航行が可能なドローンに搭載することで、縦に長い河川を低空・高密度で連続して面的に把握することが可能となる。さらに災害時に現場を調査する100km超を自動自律航行するドローン、強風下でも安定して飛行するドローンの実用化を目指す。

台風被害では、水位に関する情報提供の強化が求められているが、水位計の設置・維持管理のコストが隘路とならないように、自治体でも導入可能なクラウド型・メンテナンスフリー水位計の実用化を図り、水位情報の提供の強化を図る。

プロジェクトは、インフラメンテナンス国民会議革新的技術フォーラム準備会の取り組みの一つとして水管理・国土保全局が実施する。オープン・イノベーションの仕組みを活用し、6カ月~1年以内の実装化を目指す。

第1弾として、陸上・水中を同時にレーザー航空測量を行うドローンや、クラウド型水位計の実用化に向けたオープン・イノベーションに参画する企業を11月24日まで公募する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  3. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  4. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る