マクラーレン、「ハイパー GT」開発へ…3座のHVスーパーカー
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ハイパーGTは、極めて精巧な技巧が込められたマクラーレン史上、最も豪華なモデル。そのハイライトは、3シートのレイアウト。名車、マクラーレン『F1』から、中央に運転席がある3シートのレイアウトが受け継がれる。
カーボンファイバー製ボディの「シュリンクラップ」デザインによる、流線型のエレガントな外観が特徴。跳ね上げ式のサイドドアが採用されるが、ハイパーGTでは、ドアの開口部が初めて、ルーフまで展開する。ハイパーGTの顧客は、MSOと連携して、オリジナルのビスポークカーを作り上げ、カラーや装飾、独自の個人向け装備を選ぶことができる。
また、ハイパーGTのパワートレインはハイブリッド。同社によると、マクラーレン車のなかでも屈指のパワーを持つという。
デザイン作業はすでに開始されており、2019年初めに1号車を納車するのが目標。マクラーレンオートモーティブのマイク・フルーウィットCEOは、「新コードネームBP23のハイパー GTは、長距離移動を想定したデザインでありながら、マクラーレンらしいドライバーと車との一体感が楽しめる。3人が乗車している状態でも高いレベルの快適性を備えており、長距離移動が可能」とコメントしている。
《森脇稔》