スウェーデンの高級車メーカー、ボルボカーズは11月18日、中国で開幕する広州モーターショー16において、『S90エクセレンス』を初公開する。
すでにボルボカーズは、最上級SUVの新型『XC90』に「エクセレンス」グレードを設定。今度は最上級セダンの新型S90に、エクセレンスのラインナップを拡大する。
基本的な考え方は2016年4月、中国で開催された北京モーターショー16に出品した『S90エクセレンス・インテリアコンセプト』を踏襲。市販版でも助手席をなくしたのが特徴で、後席乗員の快適性を徹底追求している。
ボルボカーズは、「ラウンジ コンソール」という考え方を導入。本来、助手席がある場所には、後席乗員用のオットマンをレイアウト。後席の乗員は、足を伸ばして、ゆったりとくつろげる
また、このオットマンには、格納式のモニターを装備。移動中、さまざまなメディアが視聴できる。さらに、後席中央のコンソールには、冷蔵庫やグラスが収納されており、格納式テーブルも付く。室内は、上質なレザーで仕上げられている。