フランスのプジョーは11月下旬、中国で開幕した広州モーターショー16において、新型『308セダン』を中国市場で発売した。
先代308セダンは2011年10月、中国で発表。中国市場向けに専用開発した「308」シリーズの4ドアセダンとなる。308セダンは、従来の『307セダン』の後継車。中国では4ドアセダンの人気が高いことから、308シリーズにも4ドアセダンが用意された。生産は東風汽車との現地合弁、東風プジョーで行う。
この308セダンがデビューから約5年を経て、初のモデルチェンジを実施。フロントマスクには、最新のプジョーのデザイン言語が反映されており、表情を一新することに成功している。
インテリアは、第2世代のプジョー「i-Cockpit」を採用。新世代のi-Cockpitでは直感的で、より自然なドライビングエクスペリエンスを目指してデザインされた操作パネルが特徴。最新の人間工学に基づいたヘッドアップインストルメントパネルやタッチスクリーンには、従来にない技術を注ぎ込む。
エンジンは、ガソリンが直列4気筒の「1.2THP」と「1.6THP」の2ユニット。このうち、1.6リットルは、最大出力167hp、最大トルク25kgmを発生する。