マセラティ2車種、米国でリコール…駆動系に不具合

自動車 テクノロジー 安全
マセラティ・クアトロポルテ
マセラティ・クアトロポルテ 全 2 枚 拡大写真

イタリアのマセラティが、日本市場にも導入している『クアトロポルテ』と『ギブリ』。両車の2017年モデルが米国市場において、リコール(回収・無償修理)を実施する。

これは、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が明らかにしたもの。マセラティの米国法人、マセラティノースアメリカから、クアトロポルテとギブリについて、リコールの届け出を受けたと発表している。

今回のリコールは、駆動系の不具合が原因。NHTSAによると、リアデファレンシャルのピニオンのナットの締め付けトルクが不足しており、ナットが緩む可能性がある。最悪の場合、後輪がロックし、事故につながるおそれがあるという。

リコールの対象となるのは、2017年モデル。2016年7月1日から10月12日にかけて生産され、米国で販売された326台が、リコールに該当する。

マセラティノースアメリカでは、対象車を保有する顧客に通知。販売店において点検を行い、リアデファレンシャル一式を交換するリコール作業を行う。

《森脇稔》

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