【オートモーティブワールド2017】電源とスペースが要、出張タイヤ作業を変えるハイエース

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モビリティープラスが展示するハイエース(オートモーティブワールド2017)
モビリティープラスが展示するハイエース(オートモーティブワールド2017) 全 4 枚 拡大写真

「御社業務を店舗から解放、『待ち』から攻めの商売へ」。そんなキャッチとともに配置されたハイエースは、“電源まわり重装備モデル”。その名も『チャービー』。給電車や非常用電源車などの企画・開発・販売を行うモビリティプラス(京都市)のブースだ。

100V・200V電源システムを搭載したトヨタ『ハイエース』をベースに、発電・蓄電・制御機器、照明・投光機などを積んだ特殊作業車両で、「バッテリーから4.4kWhの電力、エンジンにつけたオルタネーターで4.5kVAの電気を引き出せる」という。

「こうした作業用車は、最近だと自治体や団体が購入するケースが見られる。マラソン大会などで体力測定・健康診断などが行えるような機材を車内に搭載したり、災害時に備えた移動ATM車やドクターカーとしてなど、展開例はいろいろ」

今回は、このベースモデルにタイヤ整備・サービスが行える「PCタイヤカー」の事例を紹介。車内にエアーコンプレッサーやホイールバランサー、タイヤチェンジャーを積むこのクルマ。「タイヤの出張作業はこれまで、クルマをいったんピットに持ち帰ったり、作業場所が要るなど、意外と手間がかかった。このクルマは、非効率な出張作業を劇的に改善する自信作」。

同社は「電源搭載PCタイヤサービスカーで、世界最小クラス。都市部の電源確保、騒音対策などで稼働率アップ。作業用バッテリーも搭載するので停止中もサービスが続けられる」とも伝えていた。

《レスポンス編集部》

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