インドの自動車大手で、インド乗用車市場第3位のタタモーターズは1月上旬、2016年の新車販売の結果を公表した。総販売台数は53万8258台。前年比は6.7%増だった。
また、12月のインド新車販売(輸出も含む)は、乗用車と商用車を合わせた総販売台数が4万0944台。前年同月比は2%増と、2か月ぶりに前年実績を上回った。
タタのインドでの主力は商用車。12月は2万4998台を販売。前年同月比は9%減と、2か月連続で減少した。タタモーターズによると、高額紙幣の廃止の影響を受けているという。
また、12月のインド乗用車販売は1万0827台。前年同月比は35%増と、7か月連続のプラス。12月の輸出台数は、5119台。前年同月比は12%増と2桁の伸びで、7か月連続のプラスだった。
タタモーターズの2015年度(2015年4月から2016年3月)インド新車販売(輸出も含む)は、51万1711台。前年比は2%増と、前年実績を上回っている。