東武鉄道、池袋発『越生観梅号』14年ぶり運転 3月5日

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『越生観梅号』のイメージ。池袋~越生間の直通運行は14年ぶりになる。
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東武鉄道は3月5日、東上線の池袋駅(東京都豊島区)から越生線の終点・越生駅(埼玉県越生町)まで、臨時列車『越生観梅号』を運行する。池袋~越生間を直通する『越生観梅号』が運行されるのは14年ぶり。

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同社が1月25日に発表したところによると、運行時刻は池袋9時15分発~坂戸9時58分着・10時12分発~越生10時30分着。坂戸~越生間で定期運行されている普通列車の運行区間を拡大する形になる。車両は8000系電車の4両編成(81107編成)を使用する予定で、ヘッドマークを取り付ける。81107編成は2014年11月、かつて8000系で採用されていたベージュとオレンジの2色塗装に塗り替えられている。

乗車に際しては、着席整理券などを含むセット券の購入が必要。運行当日(3月5日)の7時から、池袋駅南口改札外で販売する。発売額は大人2500円・子供1500円。160セット限定で、発売開始時に発売数を超えた場合、7時までに集まった人を対象に抽選販売を行う。坂戸~越生間は定期列車として運行されるため、誰でも乗車できる。

越生町は越生梅林があることで知られている。毎年2月中旬から3月下旬にかけて1000本以上のウメが咲きそろい、「越生梅林梅まつり」が開催されている。『越生観梅号』は1996年から2003年まで、「越生梅林梅まつり」の期間にあわせて池袋~越生間を直通する臨時列車として運行されていた。今回は14年ぶり、1日限りの復活運行となる。

《草町義和》

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