トヨタ自動車は1月30日、2016年12月度および2016年暦年（1～12月）の生産・国内販売・輸出実績（速報）を発表した。
●国内販売、2か月連続のプラス 12月
12月の世界生産台数は前年同月比3.0％減の68万9040台で、2か月ぶりのマイナスとなった。国内生産は同6.6％減の24万1819台、海外生産は北米、アジアなどで減少し、同0.8％減の44万7221台。いずれもで2か月ぶりのマイナスとなった。
国内販売は同10.1％増の12万8080台と2か月連続のプラス。レクサスブランド車の販売は同16.5％減の3432台。軽自動車の販売は同19.0％増の2378台だった。除軽市場のシェアは同0.4ポイントダウンの47.4％となった。
輸出は同2.8％減の14万7008台で4か月連続のマイナス。欧州、中近東に向けた輸出が減少した。
●国内販売、4年ぶりのプラス 2016年
2016年のグローバル生産台数は前年比0.5％増の897万3988台で2年ぶりのプラス。国内生産は同0.7％減の316万6338台で4年連続のマイナスだったが、海外生産は同1.2％増の580万7650台と、5年連続で過去最高を記録。北米、中南米、欧州などで増加した。
国内販売は同5.5％増の158万0851台と4年ぶりに前年を上回った。そのうち、レクサスブランド車の販売は、同8.1％増の5万2149台。軽自動車の販売台数は同9.7％増の2万9415台だった。除軽市場のシェアは1.1ポイントアップの47.8％と2年連続で前年を上回った。
輸出は同2.4％減の172万6918台。北米、中近東、アフリカに向けた輸出が減少した。
