ホンダは1月30日、2016年12月度および2016年暦年（1～12月）の生産・国内販売・輸出実績（速報）を発表した。
●総生産台数、12月新記録で5か月連続プラス
12月の世界生産は前年同月比7.9％増の40万9590台、12月として過去最高の記録で5か月連続のプラスとなった。国内生産は同11.6％増の7万7923台で2か月連続のプラス。海外生産も米国や中国が好調で、同7.1％増の33万1667台と、12月として過去最高を記録し5か月連続のプラスとなった。
国内販売は同11.7％増の5万4740台で、4か月連続のプラス。登録車は同10.2％増の2万8676台で4か月連続のプラス。軽自動車も同13.5％増の2万6064台で3か月連続のプラスと好調だった。
輸出は同20.0％増の1万5488台で、2か月ぶりのプラスだった。
●世界生産、5年連続で過去最高を記録 2016年
2016年の世界生産台数は、前年比10.0％増の499万9266台、5年連続で過去最高の記録となった。国内生産は同12.3％増の82万0226台と2年ぶりのプラス。海外生産は同9.6％増の417万9040台と5年連続で過去最高の台数となった。中国は同25.9％増の120万9400台、北米も同5.0％増の195万6196台と好調。いずれも過去最高の生産台数となった。
国内販売は同2.7％減の70万7018台と2年連続で前年実績を下回った。登録車は同0.7％増の38万3789台で2年ぶりのプラス、軽自動車は同6.5％減の32万3229台と3年連続のマイナスだった。
輸出は同118.2％増の14万7185台で2年連続のプラス。米国および欧州向け『フィット』の生産開始により、大幅な伸びとなった。
