【マツダ CX-5 新型】古河ASが開発した周辺監視レーダが採用…日本製は初

自動車 ニューモデル 新型車
周辺監視レーダ
周辺監視レーダ 全 2 枚 拡大写真

古河電工グループの古河ASは、先進運転支援システム(ADAS)向け「周辺監視レーダ」の開発に日本で初めて成功し、新型マツダ『CX-5』向けに量産を開始した。

今回、世界トップレベルの検知性能と安定性能を持つ24GHz(ISM帯)後方周辺監視レーダの開発に成功し、本格量産を開始した。周辺監視レーダは、欧州製が大きなシェアを占めていたが、日本製としては初の量産化で、車両の開発段階から柔軟に対応できるとしている。

今回、開発に成功した周辺監視レーダは、パルス方式の採用で対象物を正確に認識可能で、さらに測角方式を工夫することで、データの安定性を高め、世界トップレベルの検知性能と安定性能を持つとしている。

古河電工グループが持つ大容量光通信用機器や不感地対策システムなどで長年培われた信号伝送技術、高周波技術を結集・応用した。

同社では今後、検知性能、安定性などの向上に取り組むとともに様々な車種に提案することで、2020年度に周辺監視レーダ関連の売上高100億円を計画している。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  2. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
  3. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
  4. ホンダ『CB1000F SE コンセプト』を世界初披露! カウルが付いてネオレトロ感アップ、MSショーからの変更点もチェック!
  5. 自動車購入の落とし穴! 公取協・公取委の警告から学ぶ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る