京阪大津線、市の観光計画にあわせ駅名変更へ…浜大津は「びわ湖浜大津」に

鉄道 企業動向
駅名変更後の駅名標のイメージ。2018年3月頃に変更される予定だ。
駅名変更後の駅名標のイメージ。2018年3月頃に変更される予定だ。 全 3 枚 拡大写真

京阪電気鉄道は2月13日、大津線の一部の駅で駅名を変更すると発表した。2018年3月頃の変更を目指す。

大津線は、御陵(京都市山科区)~浜大津(大津市)間7.5kmを結ぶ京津線と、石山寺~坂本間(大津市)14.1kmの石山坂本線で構成される京阪の鉄道路線網。一部に道路を走る区間があるほか、御陵駅で接続している京都市の地下鉄東西線に乗り入れており、大津線の電車は道路と地下の両方を走っている。

発表によると、駅名を変更するのは大津市内にある浜大津、別所、皇子山、坂本の4駅。大津市が策定を進めている観光交流計画に賛同するとし、「観光のお客さまのよりスムーズなご移動や、沿線のお客さまの乗換利用促進」を目的に変えるとしている。

浜大津駅は「びわ湖大津観光の玄関口」であるとして「びわ湖浜大津」に変更。大津市役所の最寄駅である別所駅は「大津市役所前」に変わる。JR湖西線の大津京駅との連絡駅となっている皇子山駅も「京阪大津京」に変わる。坂本駅は「比叡山観光の拠点」であるとして「坂本比叡山口」に変更する。

《草町義和》

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