【アウディ A3 改良新型】バーチャルコクピットの現実…マーケティング本部長

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アウディ A3セダン新型
アウディ A3セダン新型 全 16 枚 拡大写真

改良新型アウディ『A3』のハイライトは、デザインと質感。そして、最新のテクノロジーや洗練されたパワートレインと、ユーザーに大きな価値をもたらす価格だという。

そのデザインと質感について、アウディジャパンマーケティング本部長のシルケ・ミクシェ氏は、「フロントデザインは、より精悍になった新しいヘッドライト周りのデザインや、力強さ、スポーティさを強調した新しいシングルフレーム周りの造形が特徴的だ」と説明。更に、「リアデザイン全体やテールライトもアウディの上級モデルと同じデザインモチーフを与えられており、それにより車格が一段高く演出され、ユーザーが所有する喜びを感じられるデザインとなっている」と述べる。

内装も、「エクステリアと同様高い完成度を持っている」とミクシェ氏。「インテリア各部の精度や、細部までこだわったデザインも上級モデル譲りとなっており、そこに座るだけでユーザーの決断が正しかったことを納得してもらえるだろう」という。

また、改良新型A3から『TT』や『A4』で採用された“バーチャルコクピット”が装備され、「近未来的な印象を与えている」と話す。エアベント、センターコンソールなどは「質感の高い素材と豊かな曲面により、乗る人に配慮したデザインにより、落ち着いた、セグメント以上の質感を達成している」とコメント。

バーチャルコックピットは、高精度の大型液晶画面に様々な情報を映し、その操作はマルチファンクションステアリングのボタンで簡単に切り替えが可能だ。また、ナビの目的地設定は手書きでも可能となるなど、「モダンスタイルで、使いやすく、日々使っているスマートフォンのように直感的な操作ができるシステムとなっている」と語った。バーチャルコックピットは「S3」に標準装備され、それ以外はオプション設定である。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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