駐車場を使って交差点ショートカットのクルマがひき逃げ、女性死亡

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5日午前5時30分ごろ、茨城県水戸市内にあるリサイクル店の駐車場内を歩いていた56歳の女性に対し、場内を進行してきた乗用車が衝突する事故が起きた。女性は収容先の病院で死亡。クルマはそのまま逃走したが、警察は後に29歳の男を逮捕している。

茨城県警・水戸署によると、現場は水戸市けやき台3丁目付近の国道6号沿いにある衣料系リサイクル店の駐車場。56歳の女性は場内を歩いていたところ、場内に入ってきた乗用車にはねられた。

女性は意識不明の状態で近くの病院へ収容されたが、頭部強打などが原因で約8時間後に死亡。クルマはそのまま逃走しており、警察では死亡ひき逃げ事件として捜査したが、防犯カメラの映像などから29歳の男が関与したと判断。自動車運転死傷行為処罰法違反(過失致死)や道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。

現場の駐車場は交通量の多い交差点に面しており、県道から国道へ向かう車両が駐車場をショートカットしていくケースが以前から目立ち、逮捕された容疑者も同様の行為を行っていたとみられる。聴取に対して男は「間違いない」などと供述しており、警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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