首都高、自動運転支援システム普及に向け地図基盤データ開発会社と連携

自動車 テクノロジー ITS
MMSによる 首都高速道路の維持管理用3次元点群データ例と自動運転用ベクトルデータ例
MMSによる 首都高速道路の維持管理用3次元点群データ例と自動運転用ベクトルデータ例 全 1 枚 拡大写真

首都高速道路は3月14日、首都高の維持管理用3次元点群データの活用で、自動運転支援システム用地図基盤データを開発するダイナミックマップ基盤企画(DMP)と連携し、検討を進めると発表した。

DMPは、三菱電機、ゼンリン、パスコ、アイサンテクノロジー、インクリメントP、トヨタマップマスターの6社が、国内自動車メーカー9社とともに、昨年6月に設立。自動走行・安全運転支援システムの実現に必要となる高精度3次元地図等の整備や実証を行っている。

今回、首都高とDMPが連携することで、首都高の新設・更新情報等を正確かつ早期に高精度3次元地図基盤データに反映可能となり、普及加速が見込まれる自動運転支援システムの信頼性向上が期待される。また、衛星測位技術を活用したMMS(Mobile Mapping System)では、データ取得が難しい首都高下の一般道路データも、橋脚などの維持管理データをDMPに提供するなど、自動運転支援システム普及・拡大に向け、さらに連携範囲を広げていく。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「トランプさん、これ買います」最新の4ドアマッスルカー『チャージャー』発表に「めっちゃかっこいい」と高評価の声
  2. BMWが24車種4万台をリコール…濡れると火災のおそれ
  3. 365万円で買えるMINI登場!「土偶みたいな顔しとる」「現実的な価格」などSNSでは反響さまざま
  4. ヤマハのEVスクーター『JOG E』が約16万円で登場!「手に入りやすい」「50ccより安い!」など注目集まる
  5. トヨタの米国ミニバンが「エスティマ難民」の受け皿に? 新型発表で高まる「日本導入」への期待
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る