安全運転サポート車の普及活動を国民運動として展開…2017年度・2018年度を重点期間

自動車 テクノロジー 安全
交通安全(イメージ)
交通安全(イメージ) 全 1 枚 拡大写真

国土交通省と経済産業省は、高齢運転者の安全運転を確保する「安全運転サポート車」の普及促進活動を展開する。

自動ブレーキなど、一定の運転支援機能を備えた安全運転サポート車の普及を促進することで、高齢運転者による交通事故発生の防止や被害の軽減を図るのが目的。

安全運転サポート車の普及啓発の対象は、高齢運転者とその家族を中心に展開する。

普及に向け関係府省、地方公共団体、都道府県警察、自動車関係・交通安全関係の団体・企業などの関係者に広く協力を求め、官民協働の国民運動として展開する。

高齢者の主要な情報源であり、訴求効果が高いと見られる新聞・テレビなどの媒体を最大限活用し、安全運転サポート車の認知度向上を図る。加えて、商業施設や自動車教習所、ディーラーなどで自動ブレーキなどの先進安全技術を体験する機会の増加を図り、高齢運転者に安全運転サポート車を体験してもらう。

普及活動では、加齢に伴い、高齢者は交通事故を起こしやすくなることや、安全運転サポート車が交通事故の防止効果と被害軽減効果が高いことを訴求する。高齢者が自動車を購入したり、借りたりする際、安全運転サポート車の選定を推奨することを促す。

同時に、安全運転サポート車などの運転支援機能を持つ車は、正しく運転すれば安全性が高いが、万能ではないため、装置が作動しない場合などの注意点を正しく理解した上で、過信せず、模範となるベテランドライバーとして安全運転を心掛けてもらうことに留意してもらう。

安全運転サポート車の普及活動は今年4月からスタートできるものから順次展開する。特に、2017年度、2018年度を安全運転サポート車の普及啓発の重点期間とする。このほか、内閣府が中心となって推進している全国交通安全運動関係の行事・イベントとも連動させて普及を促進していく。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 無線LAN内蔵&業界最大4.0インチ、ブリッツのレーザー&レーダー探知機「TL406RW」が発売
  2. 「カッコ良すぎて気絶しかけた」トヨタ『ハイラックス』新型発表に歓喜の声、日本発売にも「素晴らしい!」
  3. 「ソウルレッド」も完全再現!クルマ用塗料を使ったマツダ公式『ロードスター』スマホケース発売
  4. ポルシェ『911 GT3ツーリング』、コロンビアの熱帯雨林をテーマにした「オセロット」発表
  5. 【マツダ CX-5 新型】後席はマツダ車トップクラスの快適性、研ぎ澄ませた「3つの価値」とは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る