「自動運転、レベル3は安全性に懸念」…ボルボカーズCEO

自動車 テクノロジー 安全
ボルボカーズのホーカン・サムエルソン社長CEO
ボルボカーズのホーカン・サムエルソン社長CEO 全 1 枚 拡大写真

4月3日、ブリュッセルにおいて、「第1回コネクテッドカーと自動運転車会議」が開幕。ボルボカーズのトップが、自動運転の「レベル3」に懸念を示した。

この会議は、欧州委員会が主催。コネクテッドカーと自動運転車の開発をいかに加速させ、いかに展開していくかを、幅広く関係者が議論する目的で開催された。

ボルボカーズのホーカン・サムエルソン社長CEOは、この会議に登壇。「レベル3では、運転は車任せとなるが、ドライバーは万一の場合に備える必要がある。人間の反応は、数秒かかる」と述べ、自動運転のいわゆるレベル3の安全性に懸念を示した。

さらに、サムエルソン社長CEOは、「ボルボカーズは、レベル3モードは安全ではないと考える。このレベルの自動運転モードはスキップするべき」と主張した。

ボルボカーズは2021年、自動運転車を実用化する計画。この時には、「レベル4」の自動運転の実現を目指している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スイスポ最終モデルの完全進化形! BLITZが手掛けた“走りと快適”の完熟セットアップPR
  2. これが最後のガソリンエンジンか!? BMW『X5 M』が歴代最強の700馬力オーバーに
  3. BMWの電動スクーター『CE 04』、3つの新デザインバリエーション発表
  4. 山陽道・福山SAにガシャポン専門店、中国地方初 7月18日オープン
  5. 「効き」の違いが分かる!プロが教えるLSDベストセッティング入門~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る